「図書コンシェルジュ」は、毎月、図書館職員等がおすすめの本を紹介するコーナーです。
《一般書文学》、《一般書》、《児童書》、《絵本》から1冊ずつ紹介しますので、ぜひ皆さんも読んでみてください!
令和7年4月号から令和8年3月号まで1年間、各務原西高校の学生が推し本を紹介します!(みんなの図書館プロジェクト)
貸出中の時は、予約ができます。
■一般文学

・書名:「樹液少女」
・著:彩藤アザミ
・出版者:新潮社
失踪してしまった妹を持つ一人の男性。森で妹を探す途中、迷い込んでしまった場所とはー。「もしあなたが館に迷い込んだ時、不可解な事件が起きたらどうしますか?」
この本では男性が妹を探しに森に来た時、不思議な館に拾われます。有名なビスクドール職人の住む館。年に一、二度コレクターが招待されて新作のお披露目会が行われるこの館で、とある不可解な事件が起こります。犯人はいったい誰なのか。彼はどのような選択をするのか。決して、事実を事実と思い込んではいけませんよ。さあ、貴方は核心に迫ることができるでしょうか。
(対象 一般)
■一般書

「出版と権力 -講談社と野間家の一一〇年」
・著:魚住昭
・出版者:講談社
講談社と言えば、マンガから文芸書、あらゆるジャンルの本を扱っている日本有数の、そして誰もが知っている出版社と言えるでしょう。その講談社を東京帝国大学の書記から紆余曲折を経て起こしたのが、創業者の野間清治でした。清治が自分の好きな雑誌を出版したい、というのが講談社の始まりでした。本書は創業から現代までの講談社と野間家の人々の歴史が綴られています。
講談社の光と影が描かれた本書を出版した講談社の心意気に拍手したいです。
(対象 一般)
■児童書

「しらべるつながりのずかん」
・文:おかべたかし
・写真:やまでたかし
・出版者:東京書籍
突然ですが、うちわとドングリ、この2つにはどんなつながりがあるでしょうか。さらにそのつながりが表す意味は? このほかにも月とスッポン、タケと電球、カミナリとキノコなど、2つのものやことにどんなつながりがあるのかを考え、調べる本。
また3章では「つながりのクイズ」もあります。「数え方」のつながり、「絵になる組み合わせ」のつながり、また「ことわざ」のつながりなどをクイズ形式で考えます。
児童書ではありますが、おとなでも思わず「へぇ~」と言ってしまうかも。どの世代でも楽しめる本です。
(対象 小学低学年から)
■絵本

「さくらのふね」
・作・絵:きくちちき
・出版者:小峰書店
はるきたよ。
川に流れる桜のはなびらにのって、テントウ虫が春を知らせに出かけます。すると、友達のハチやチョウもうれしくなり「さくらしゅっぱーつ」といって一緒についていきます。途中、寄り道ならぬ「よりみつ」をして、思わずにっこり。まわりでは、草や花、生きものたちが少しずつ動き出し、春が来たことを教えてくれます。みんなで春を喜ぶ気持ちが、やさしく伝わる一冊です。
(対象 3歳から)